失敗しない外壁塗装業者の選び方2
2018.10.16
本日は、絶対に失敗しない選び方を、皆様にご紹介いたします。
前回もご案内しましたが、リフォームに関するトラブルがここ数年急増しております。
どれぐらいの数かと言いますと、外壁だけではなく住宅リフォームに関する相談件数は1万件を超えているのが現状です。
注意するべき点としては、こちらの数字はあくまでも確認されているものです。
悪徳業者によるトラブルの共通点は
① 不安を煽り、高額な工事を要求する
② 不必要な工事を、高額な金額で契約する
③ 無料点検、モニター商法などで、高額な金額で契約している
などですが、もちろんこれ以外にも色々とあります。
残念ながらリフォーム業界は、クレーム産業と言われるくらいトラブルが多いが実情です。
身近なところでは、「知り合いに頼んで手抜きをされた気がするが、知り合いなので、かえってなにもいえない、それに金銭が絡むとその後の付き合いもギクシャクしてしまうことをあとから知った」
このような話は、決して珍しい話ではありません。
なぜわかるかというと、このようなお客様が、私どもの会社に相談にこられるからであります。
お話をお聞きしているなかには、エッと驚く内容もございます。
あまりにひどいときには、業者に掛け合ったりもしますが、解決困難です。
このようなトラブルに巻き込まれてからでは遅いのです。
大切なことは、住宅の正しい知識を知り、自己防衛するしかございません。
しかし、いざ、リフォームをしようと考えると、さらに悩みがでてきます。
① 本当に今やるべきか?できることなら後回しにしたい。
② 誰にたのもうか?どの業者が信用できるか?
③ 資金、予算はどのくらい必要か?
もし、手抜き工事をされたらどうしようか?
皆様きっと、悩みは尽きないことと思います。
そこで、トラブル回避のために、失敗しない塗装工事防衛策を、作成致しました。
お一人でも多くの方にこちらの記事を読んで頂き、トラブルが回避できるように、わかりやすく、書かせていただきます。
塗装で失敗する人・成功する人
珍しくない、失敗したと思う瞬間
憧れのマイホームに住みだすと、いろいろな訪問者がきます
新築祝いの知人だと、とても嬉しいですが、そのような訪問客ばかりではございません。
新聞とってください・新車いかがですか?・環境のためにソーラーはどうですか?・ベランダの横にテラスをつけませんか?
などの勧誘は、大変多いでしょう。
お墓はいかがですか?・屋根の無料点検です・塗装工事はいかがでしょうか?
呆れるほどの営業攻勢。。。
これらは、うちは結構です。といえば簡単に終わります。
今は不景気だから営業の人は大変ね。と、他人ごとのように思っていると
ある時期を境に状況が一変します。
その時期としては、築年数が5年を過ぎてくると、ある営業マンが非常に増えてきます。
それは住宅塗装の営業マンであります。
今度はあなたの家をめがけてやってきます。
ペンキ屋ですけど。そろそろいかがでしょうか?
まだ建てたばかりですから結構です。
それではなにかありましたらお願いします。
と言って帰る。
しかし、2~3年がすぎると、ペンキ屋の言葉に、条件反射的に、うちは結構です。といっても今度は一向に帰ろうとしません。
壁にヒビがありますよ。
壁の防水が切れて大変なことになりますよ。
雨漏りの原因になりますよ。
コケが生えてみっともないですよ。
など。言いたい放題であります。
しかも、いろいろなペンキ屋さんが毎日。多い日には3~4人と来る場合もございます。
確かに、コケやヒビもある。。毎日気にしてみると少しずつ増えて来ているのもわかる。
しかし、家計は厳しい。子供にお金がかかる。。
少しでも手入れの時期は先延ばしにしたい。まだ雨漏りもしていないから大丈夫。だと思いたいですよね。
でも、営業マンが来るので少し不安に感じてしまうのも事実ですね、
いちいち断るのもめんどくさいし、ひどい営業も多い。
そうか、塗装工事をやればこの苦痛から解放されるに違いない、と思い出しまう方も多いハズでしょう。
また、過去に実際にお客様からご相談を受けた例です。
テレビで宣伝している会社の営業マンの例をみてみましょう。
この粉チョーキングといって外壁の防水が切れている状態ですよ。
このままだと雨が降るたびに壁から染み込んで大切な家が腐ってしまいますよ。
などなど、不安を煽るような言葉を連発し、
そんなに危険なら今すぐなんとかしなければ!!と思ってしまいますよね。
さらに、値段を下げるから、今日契約してほしい。など、いろいろな事情を話し出すこともございます。
大手だから、大丈夫、きっと理想通りの仕上がりにしてくれるに違いない!!
と、思っておられる方もおおいはずです。
あまりに熱心だし、大手だから間違いない。。
と思い、ついに契約をしたそうです。
いよいよ工事が始まり、八分ほど完成したとき、塗るはずだった箇所が塗られていないのに気づいたそうですが、職人に問いただすと、そこは塗らないことになっている。という、営業マンに確認すると、塗ると約束はしていません!!
と言われ、結局言った。言わない、の話になってしまったそうです。
契約前の人の良さそうな笑顔とは一転して、威圧的な態度になり、最後には塗るのであれば、追加料金を請求された、
というご相談でした。
納得がいかないままでの工事完了となり、工事代金をお支払いになる。。
まさしく悪徳業者の思う壺になってしまったそうです。
こちらのお客様のご自宅を実際に拝見させて頂いたのですが、
雨戸の一部が凹み。更にペンキの塗り残しや、ムラが目立つ。
決して工事完了したとは思えないほどのお仕上がりでした。
その後も、施工した大手の会社に電話をしてもなかなか対応してくれなかったようです。。
失敗した。騙された。損した。
と。思う瞬間であります。
このようなご相談は、後を絶たないのが現実でございます。
成功している人の共通点
① 家が傷む前に、計画的に小予算で工事をする
② 家が傷むプロセスを知っている
③ 適正な予算を知っている
④ 必要な工事には、適正な予算をかける
⑤ しっかり工事をしてくれる業者を知っている
有料業者とは
施工したお家が長持ちするように、定期的に検査にくる
瓦がずれたらすぐ直し、家の周りの鉄や木は、三年おきにペンキを塗り、樋が外れたらすぐ直し、お施主様がなにかの工事を依頼しても、必要のない工事であれば、必要ない、とはっきり教えてくれる。
これらをしっかりとご自分の目で見極め頂くことがとっても重要なことです。
訪問販売や、突然やってくる押し売りセールスマンには、絶対に騙されないように、お気をつけください!!